第32回北海道GIM研究会

 

2023年2月25日、北海道GIM研究会にwebで参加した。

 

症例1例目

脳膿瘍(MSSA)+メラノーマ再発。

 

2例目は「腎盂腎炎のふれ込みで紹介になった高齢女性」

発表は同門の杉本医師(道立江差病院勤務)、指導は杉原医師。不明熱の鑑別病名について(悪性腫瘍、感染性心内膜炎、大動脈炎)カンファレンスをしながら、確定病名に辿り着き、専門病院へ紹介としていた。お見事。

千葉大学総合診療科の生坂正臣教授によると診断仮説を一つ上げ、それについて矛盾点がないかをカンファレンス(または個人)で検討してブラッシュアップを繰り返してゆくことが誤診を減らし、臨床能力を向上させることであると。今回はその王道をいったのではないか。

 

コロナ禍前は現地参加していたが、最近はweb参加となっている。参加すると大変に勉強になる(原則はno blameで和やかな雰囲気である)。次回は、6月10日(土曜日)札幌開催予定。参加は無料。多くの医師の参加を期待したい。