2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Book Review 13-4戦争を扱った小説 #針の眼/#鷲は舞い降りた ケン・フォレットの『針の眼』とジャック・ヒギンズの『鷲は舞い降りた』を読んでみた(再読)。どちらもチャーチルとヒトラーが裏の主人公である。英国首相チャーチルとドイツ首相ヒトラーであ…

Book Review 24-3歴史 #蚊が歴史をつくった 『#蚊が歴史をつくった』(ティモシー・ワインガード著)を読んでみた。 著者は歴史学者で、大学で歴史学と政治学を教えている。陸軍将校として服務経験を持つ。 「私たち人類は、蚊と交戦中である。」で本文は…

Book Review 22-3環境 # 毒の水 『毒の水』(ロバート・ビロット著)を読んでみた。著者は米国の弁護士。PFAS曝露被害訴訟の第一人者。 デュポン社の工場排水が50年間垂れ流されて、近隣の住民・家畜に著しい健康被害が起こった。そこでデュポン社を相手…

Book Review 26-6ディストピア小説 #上海灯蛾 『#上海灯蛾』(上田早夕里著)を読んでみた。これまでは『火星ダーク・バラード』や『華竜の宮』、『リラと戦禍の風』など、SFやファンタジーが主分野。本書は『#破滅の王(2017)』、『#ヘーゼルの密書(2…