2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Book Review 20-3 ミステリー #カササギ殺人事件 『#カササギ殺人事件:Magpie Murders』(#アンソニー・ホロヴィッツ著))を読んでみた(テレビドラマも鑑賞)。 著者は、シャーロック・ホームズや007の続編小説を財団公認で執筆。主要ミステリーランキン…

Book Review 20-2 ミステリー #8つの完璧な殺人 『#8つの完璧な殺人』(ピーター・スワンソン著))を読んでみた。 著者は米国出身。2014年に『時計仕掛けの恋人』でデビュー。『そしてミランダを殺す』、『ケイトが恐れるすべて』、『アリスが語らないこと…

Book Review 18-5 警察小説 #悪逆 『#悪逆』(黒川博行著)を読んでみた。最新作である。 著者の黒川 博行氏は小説家・推理作家。大阪府在住。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。妻は日本画家。『キャッツアイころがった』でサントリーミステリー大賞を…

Book Review 15-7 時代小説 # 秘太刀馬の骨 藤沢周平の時代小説がいくつか大活字本になっている。『秘太刀馬の骨』もそのうちの一つ。早速借りて読んでみた。 はじめに長男の病死以来、気鬱の病にとらわれた妻が主人公を悩ませる場面が描かれる。家庭に問題…

Book Review 33-2台湾を扱った小説 #真の人間になる(上)(下) 著者は甘耀明(カン・ヤオミン)。1972年、台湾生まれ、少数民族出身ではい。長篇小説『鬼殺し』で台北国際ブックフェア大賞などを受賞。本書は金鼎賞、台北国際ブックフェア大賞等を受賞し台湾…

Book Review 15-6 時代小説 # 蝉しぐれ 先日、妻を太極拳の講習集会へ車で送って行った際、家の鍵の携帯を忘れたため3時間ほど家に入れず、図書館で過ごすことにした。新聞を読むだけでは時間が余ってしまった。さてどうするか。短編を読むことにして、藤沢…