2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧
Book Review 9-21 医療 #患者の話は医師にどう聞こえるのか(What Patients Says, What Doctors Hear) 著者はダニエル・オーフリ、内科医。ニューヨーク大学医学部臨床教授。同じ著者の本、『医療エラーはなぜ起きるのか』を以前レヴューした(Book Review…
Book Review 9-20医療 #くもをさがす 『#くもをさがす』(西加奈子著)を読んでみた。著者は、父親の海外赴任地のテヘランで生まれ、イラン革命が起きた2歳のときに帰国し、大阪で育つ。『サラバ!』(2014年)で直木賞を受賞。作家として活躍しながら2019年…
Book Review 32-1心理 #悪意の科学 『#悪意の科学(SPITE and the Upside of Your Dark Side)』(サイモン・マッカーシー⁼ジョーンズ著)を読んでみた。著者はダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神経心理学の准教授。幻覚症状研究の世界的権…
Book Review 16-8 人物 #大塩平八郎 『#浪華燃ゆ』(伊東潤著)を読んでみた。伊東潤は、日本の歴史小説作家・ノンフィクション作家。日本推理作家協会会員。時代小説の文学賞を様々受賞している。 大塩平八郎とは何者か。江戸時代の儒学者(陽明学)で大…
Book Review 26-5 ディストピア # ショック・ドクトリン 『# ショック・ドクトリン』(ナオミ・クライン著)を読んでみた。と言っても、本書は上下二巻で、読み続けるのが大変のため、今回は『100分de名著』のテキストで代用した。著者はカナダのアーナリス…
Book Review 18-4 警察小説 #三秒間の死角 『#三秒間の死角』(アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム著)を読んでみた。 刑務所に関するドキュメンタリー番組を制作中に、二人は出会い、意気投合。共著のデビュー作『制裁』でグラスニッケル賞…