2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Book Review 15-12 時代小説 # 沙羅沙羅越え 『# 沙羅沙羅越え』(風野 真知雄著)を読んでみた(大活字本で)。著者は1992年「黒牛と妖怪」で歴史文学賞受賞しデビュー。2015年「耳袋秘帖」シリーズで第4回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞、本書で第21回…

Book Review 24-9歴史 #天災から日本史を読みなおす 『#天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災』(磯田道史著)を読んでみた。著者は、慶應義塾大学文学部卒業。現在、国際日本文化研究センター教授。作品に 『武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末…

Book Review 15-12 時代小説 # 両京十五日 『# 両京十五日』(馬柏庸著)を読んでみた。 著者は中華人民共和国の小説家。本名は馬力。満族。代表作に小説『長安十二時辰』。 ハヤカワミステリの記念号2000冊目。出版社も力を入れている。 1425年隆盛極める明…

Book Review 12-5 スポーツ #駅伝 『#俺たちの箱根駅伝(上)(下)』(池井戸潤著)を読んでみた。著者は「果つる底なき」で江戸川乱歩賞、「鉄の骨」で吉川英治文学新人賞、「下町ロケット」で直木賞を受賞。銀行員を扱った『半沢直樹』シリーズがテレビ…

Book Review 28-4 SF #もしも徳川家康が総理大臣になったら 『#もしも徳川家康が総理大臣になったら』(眞邊明人著)を読んでみた。 著者は同志社大学文学部卒。独自のコミュニケーションスキルを開発・体系化し、政治家のスピーチ指導やビジネス研修、組…

Book Review 28-4 SF #独裁者の学校 『#独裁者の学校』(エーリヒ・ケストナー著)を読んでみた。 著者はドイツの詩人で作家。『エーミールと探偵たち』(1929年)等、児童小説を執筆した。 本書は、ナチス時代を生き抜いた著者によるナチスへの皮肉となる…

Book Review 16-14 人物 #福沢諭吉 『#福翁夢中伝』(荒俣宏著)を読んでみた。 著者は、日本の博物学研究家、図像学研究家、小説家、収集家、神秘学研究家、妖怪評論家、翻訳家、タレントと多彩な肩書を持つ。多分野の大学客員教授となっている。NHKの『C…