2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Book Review 31-1師弟関係 #師弟百景 『師弟百景』(井上理津子著)を読んでみた。大阪を拠点に人物ルポ、旅、酒場などをテーマに取材・執筆を続け、現代社会における性や死をテーマに取り組んだノンフィクション作品を次々と発表している。 師弟関係で是…

Book Review 27-3ノンフィクション #ペイン・キラー 『ペイン・キラー』(バリー・マイヤー著)を読んでみた。著者はニューヨーク在住の作家・報道記者で、ピューリッツァー賞を受賞したタイムズのチームのメンバーである。 依存性薬物(オキシコンチン)に…

Book Review 16-7 人物 #ゼレンスキー 『#ゼレンスキーの素顔』(セルヒー・ルデンコ著)を読んでみた。 彼は大統領就任前は国民に愛される人気俳優であった。『国民の僕』(民衆の天敵である権力者をやっつけるドラマ)で人気を博する。個人と経済の自由…

Book Review 16-6 人物 #和田誠 『#夢の砦』(矢崎泰久・和田誠著)を読んでみた。小林信彦氏が同名の『夢の砦』を書いているが、それとは異なる。和田誠は1936年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。講談社出版文化賞、講談社エッセイ賞、…

Book Review 18-3 警察小説 #真珠湾の冬 『真珠湾の冬』(ジェームズ・ケストレル著)を読んでみた。原題は Five Decembers (5度の12月)。本書は三部構成である。話は1941年11月から始まって第二次世界大戦終戦の1945年まで。 第一部は太平洋戦争が始ま…